エネルギーの波に予定を合わせる ― 重いタスクを「動ける時間」に置く
約 5 分 · 最終更新 2026-06-21
同じ作業でも、朝はできるのに夕方は1ミリも動けない。気力は一日の中で大きく波打ちます。その波に予定を合わせるだけで、無理が減ります。
エネルギーは一日中フラットではない
集中できる時間帯と、何をしてもうまくいかない時間帯は、誰にでもあります。ADHD のある人は、この振れ幅が大きく出ることが少なくありません。
波があること自体は問題ではありません。問題は、いちばん気力が低い時間に、いちばん重いタスクを置いてしまうこと。これだと、できない自分を責める材料が増えるだけです。
まず自分の波を観察する
数日でいいので、「いつ集中できて、いつ落ちるか」をざっくり振り返ってみると、自分なりのパターンが見えてきます。朝型・昼すぎに落ちる・夜に上がる、人によってさまざまです。
体調や睡眠、服薬のタイミングなどによっても波は変わります。なお、薬の効き方や時間帯の体調については自己判断せず、必要に応じて主治医に相談してください(本記事は医療上の助言ではありません)。
波に予定を合わせる
- 気力が高い時間帯:集中が要る「重い」タスク(考える・作る・決める)を置く。
- 気力が低い時間帯:頭を使わないルーティーンや単純作業を置く。無理に重い仕事を当てない。
- 低い時間に休息を入れることも「予定」。回復もスケジュールの一部として置く。
波は変わる前提で組む
その日の波は、前日の睡眠や疲労で簡単に変わります。だから固定しすぎず、時刻を決めない「いつでもいい」タスクをいくつか混ぜておくと、波がずれても流し込めます。
波に逆らって気合いで押し切るより、波に沿って配置するほうが、結果的に多くのことが進みます。
この記事の持ち帰り
- 集中力は一日の中で波打つ。振れ幅が大きいこともある。
- 数日観察して、自分の高い時間・低い時間を把握する。
- 重いタスクは高い時間、ルーティーン・休息は低い時間に。
- 波は変わる前提で、時刻を決めないタスクを混ぜて吸収する。