遅刻が減る「移動と準備のバッファ」設計 ― 予定の前に“行く時間”を置く
約 5 分 · 最終更新 2026-06-21
遅刻の多くは「ルーズだから」ではなく、移動と支度の時間が予定表のどこにも無いから起きます。そこを埋めるだけで景色が変わります。
「集合時間=家を出る時間」になっていないか
予定表に「14:00 打ち合わせ(渋谷)」とだけ書いてあると、脳はその 14:00 を“いま向かう基準”にしてしまいます。本当は 13:20 には家を出る必要があるのに、14:00 に向けて動いてしまう。これがよくある遅刻の構造です。
解決は単純で、移動そのものを予定として置くこと。「13:20–14:00 移動:自宅→渋谷」というブロックがあれば、出発時刻が予定の一部になり、見落としようがなくなります。
移動は“予定の直前”に自動で挟む
理想は、場所が変わるたびに移動ブロックが自動で挟まること。前の予定の場所と次の予定の場所が違えば、その間に移動が入る。手で毎回計算しなくても、仕組みが間を埋めてくれる状態が、認知負荷をいちばん下げます。
さらに、外での予定が終わって次の予定がないときは「家に帰る移動」も入れておくと、一日の終わりまで現実の動きと予定表がずれません。
準備時間も“見えないコスト”として置く
- 着替え・身支度・持ち物確認といった準備は、思っている2〜3倍の時間がかかりがち。
- 「出かける前の10分」を独立したブロックにすると、ぎりぎりに動き出して焦るパターンを防げます。
- 準備が苦手な日ほど、ブロックを少し長めに取り、余ったら早く着く側に倒す。早すぎる到着は問題になりにくい。
バッファは“甘え”ではなく設計
移動や準備に時間を取ることを「余裕を持ちすぎ」と感じる必要はありません。むしろ、現実に必要な時間を予定表に正直に書いているだけです。
見積もりが外れることを前提に、少し厚めのバッファを置く。これは怠けではなく、崩れにくい一日を作るための設計判断です。
この記事の持ち帰り
- 遅刻の正体は「移動時間が予定に入っていない」こと。
- 場所が変わる予定の前に移動ブロックを自動で挟む。
- 帰宅の移動も入れて、一日の終わりまでずれを無くす。
- 準備時間は見えないコスト。独立したブロックで先に確保する。